春のバスツアー東京編
恒例の春のバスツアー(東京組)行って参りました。
東京のスタッフも増えてきたので、懇親を深める為にと、昨年から企画しました。
今年は、鎌倉、鶴岡八幡宮、小町通りの散策、三浦半島の先っちょ、マグロで有名な三崎港でマグロずくしの料理を堪能し、横須賀軍港めぐり、三笠記念館を見学のコースです。
春爛漫の気持ちよい、絶好の旅行日和のなか、ツアーは市ヶ谷を出発。
まずは、古都鎌倉です。
源頼朝公ゆかりの三大八幡宮のひとつで、鎌倉の人気スポットです。
当日は、奇遇に流鏑馬神事の日、多くの人で境内は賑わっていました。
残念ながら、時間の都合上、馬場を慣らしてるとこの雰囲気だけ味わって
昼食会場の三崎港に移動です。
三浦半島のトン先、マグロで有名な三崎港の老舗料理店「三崎館」です。
なんか、映画「千と千尋の神隠し」にでてきそうな建物です。
マグロづくしの料理をお腹いっぱい堪能しました。
続いて、本日のメイン「軍港めぐり」横須賀にやって来ました。
まず最初に目に飛び込んで来たのは、2隻の潜水艦。
真っ黒で、海底すれすれを航行するために、タコとかが、くじらと間違えてくっついて来るそうです。
上昇スピードなどに影響がでるために、外側は電流を流して防御するらしい。
潜水艦が見れるのは、ここと呉基地だけだそうで、2隻もみれるのは貴重らしい。
次に見えてきたのは、あの有名なイージズ艦です。テレビではよく聞きますが、現物を見たのは初めてです。6隻も並んで、かなり迫力ありますね。案内役の説明では、1隻1500億円以上ということです。
少し、隠れたところに鎮座している巨大なものが、あの原子力空母「ロナルド・レーガン」です。
近くに寄れないですが、山のように大きいです。全長300メートル以上で、東京タワーが横になってる位のサイズらしいです。日本では、絶対に人名は艦名にしないらしいですが、アメリカは人名をつけるのが好きなようです。それだけ、偉人を讃える文化があるということです。
世界でもトップクラスの機雷掃海隊をささえる機雷戦艦艇です。
第2次世界大戦中、米軍のB29爆撃機によって、日本近海に12,000発の機雷を落とされ、日本の海運を遮断し、とても苦しめられたそうですが、戦後70年たった今でも、まだたくさんの機雷が日本近海に残っていて、日々、危険な機雷の撤去作業を海上自衛隊は行っています。
ちなみに機雷は、近づくと船底に磁力で貼付いて爆発するために、機雷戦艦(はちじょう)は木製らしいです。近年は、強化プラスチック(えのしま)の艦に変わっているそうです。
知らないことばかりですね。勉強になりました。
45分間の軍港めぐりもあっという間に終わり、小移動して記念艦「三笠」の見学へ。
「三笠」は日露戦争で、東郷平八郎司令長官が乗艦指揮して、ロシアの最強といわれた「バルチック艦隊」を対馬沖に撃沈させ、圧倒的な勝利で、日本の勝利に導いた戦艦です。
あの司馬遼太郎の「坂の上の雲」の世界ですね。
東郷平八郎元帥の肖像。
作戦を指揮した操舵室。
実物の艦首についていた「菊花紋章」
最後は、みんなで記念撮影。
横須賀のお土産買って東京へ帰ります。
お疲れさまでした!